第12回研修報告 ふくしま農商工連携マーケター養成
2011年10月15日
商品管理・マーケッティング 「商品開発と事業計画の立て方①」
講師:ビジネスプロデューサー 内田 研一氏
10:30~12:00
どんな稼ぎ方を目指すべきか考えること。商品開発を進めるにあたってのポイントは、①お客様の幸せと商品の仮説を考える、②調べてみる、聞いてみる、③儲かるかどうか計算してみる。どんな稼ぎ方を目指すべきかについて、販売の原理原則(利益率と販売量)、三文法(直接販売、間接販売[卸]、受託生産[OEM])の視点などを考えること。前提条件として誰に売るか、どこに売るかを想定する。お客様は仲間であり、仲間となって一緒に良いものを作るという姿勢をつくること。変動費・固定費と原価利益を計算し、現実と照らし合わせながら商品開発を進めることが大切。
商品管理・マーケッティング「商品開発と事業計画の立て方②」
講師:ビジネスプロデューサー 内田 研一氏
13:00~14:30
5~6人一組となり、ワークショップ形式で「事業の柱」を検討する。
ステップ①基本素材、素材の特徴、②商品の特徴(優位性)、③価格、販路、広告&販促、④どんな人が、どんなシーンで利用し、顧客価値は何か、などを想定。グループ毎にそれぞれ異なるアイディアを出し、最後に全体発表。実際のビジネスプランの構築に役立たせることができた。
配布資料:
。商品開発と新規事業計画の立て方
。事業の柱検討シート
。事業計画フォーマット(WORD2007以上)
。農商工連携相談依頼表100901
ブランド戦略「情報を発信する」
講師:国立大学法人 福島大学 地域ブランド戦略研究所 IT担当 飯田 明子氏
14:40~16:10
インターネットの通信利用動向調査(利用者数、普及率の推移、年齢別、都道府県別、機能・サービスなど)、SNS(mixiやtwitter、Facebookなど)の活用方法などを説明。PC、携帯電話、iPadなど、ひとりが複数ネット端末を持つ時代に、リアルタイムネットワークコミュニケーションをいかに使いこなすかが問われている。震災時、電話が通じない状況において身近な情報を手に入れるための手段としてSNSは非常に役立った。また、SNSにおいて広告出稿をする方法、そのメリットなども説明。特にFacebookはショッピングモールにもなりうる可能性を秘めている。
配布資料:
。情報を発信する