株式会社クリフ

第6回研修報告 ふくしま農商工連携マーケター養成

2011年7月16日

[JA新ふくしまの概況について]
講師:石渡和良氏
[JA新ふくしま]、福島市・川俣町の概要、管内の農業などを説明。農産物直売所の概況(1.遊休農地の有効活用、2.農家女性の社会参加、3.高齢者の 生きがいづくり)、運営組織、遠隔・事業経過など。また、今後の方向性として、年間を通じた計画的な地産地消型の販売強化、端境期の品揃えに向けた施設利 用及び長期出荷作物の振興、「安全・安心」な農産物販売体制の構築などを行い、農産物直売所のこれからの取り組みである「目指すもの」を明確化させ、さら なる発展を目指す。

視察研修(ファーマーズマーケット『はたけんぼ』)
年間売上高約12億円(2008年度)で東北1位の農産物直​売所「はたけんぼ」を視察。店内全体のレイアウト、商品それぞれの種類や数量、各商品の売れ行きなどを調査。商品の試食、購入などを行い、消費者目線でのスタッフの対応などを考察した。

 

自然食レストラン『銀河のほとり』について
講師:有馬克子氏
有機農産物を使った自然食へのこだわりについて説明。大豆のハンバーグと穀物ソース、黒米と黒豆と野菜たちのトマトソース、大豆と小豆と玄米の炭焼きコーヒーなど、自然と身体の健康を考えた料理ばかり。アイディアの元は、その日の食材とひらめきであり、ソースや付け合せの組み合わせによって食材の旬の味を最大限に引き出している。そのほか、震災後から今日までの飲食店として地域の方々のために行ってきたこと、飲食店としてできることなど。