株式会社クリフ

第1回研修報告 ふくしま農商工連携マーケター養成

ふくしま農商工連携マーケター養成研修が始まりました。
参加者の皆様、研修および懇親会への参加ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

オリエンテーション
① 本研修についての説明と諸連絡  石山 純恵
本研修の実施スケジュールについての説明。震災によ る日程変更はなし、予定通り毎月第1・3の土曜日に研修を実施。会場はAOZ(アオウゼ)・コラッセふくしまを使用予定。事務局と受講生との連絡として、 FAXまたはEメールを徹底。実施研修の注意点、震災発生時の対応など。

② 本研修の目的とねらい
[震災による農商工連携の影響と本事業の意義] 西川 和明 氏
震災による農商工連携の現状として、農作 物や工業製品などの風評被害が非常に大きい。全国から商品の出荷停止の要望、取引の見直し・延期など様々な影響が出ている。今後、この現状をどのように打 破していくか、この研修を通じて一人ひとり、企業一社一社が真剣に取り組むこと。また、同じ志を持った受講生同士の結びつきを大切にして欲しい。

5月7日タイムスケジュール
重要事項説明

[需要把握からの実践ビジネスプラン]
講師:結城 一成 氏
地域の宝を生かした地域ブランドの創出による、魅力ある地域づくりを目指して、市場のニーズを把握し、どのようにして実際にビジネスプランを作成するか。
農商工連携の協働・協定については、複数社で農商工連携を行う際、お互いに協働・協定の規約を明確に決めること。お互いの役割や金銭面などを曖昧なままにせず進行させることが大切である。
テーマの決定については、農商工連携を行う際の軸となる部分をはっきりさせること。市場のニーズを把握し、何をテーマとして連携を行うか。
具体的な事業内容については、商品開発からマーケティング、販売企画、宣伝販売促進、販路開拓などが重要である。

[農商工連携の意義と役割、研修のねらい]
講師:望月 孝 氏
本研修をどのように実践していくか。成果や認定について。
東北地域の特徴、東北地域が全国に占める観光産業の割合や東北地域の農林水産業・食品産業の現状など。東北地域の課題としてはブランド化が重要。マーケッティングとブランディングがポイントとなることを、これまでの全国の成功事例を交えて紹介。
また、この研修のポイントは改革、実践、仲間づくりである。東北地域の優れた経営者に共通する学習意識などを紹介し、受講生の研修への意識を高めた。

望月講義資料