第9回研修報告 ふくしま農商工連携マーケター養成
2011年9月3日
環境対策「身近な環境問題」
講師:石山 城氏
10:30~12:00
今、この講座で学ぶべき「環境問題」をもう一度考える。環境とは、 3.11の震災の前後であり、その上で今、福島で求められる「情報を発信する環境」とは何か?今、携わる仕事が元気になる、つまり、儲かる環境を考えるこ とが大切。被災者である自分たちが大いに声を出すこと、「配慮」と「遠慮」は異なる。情報化社会の中ではいかに多く発言をし、「考え方・アプローチ」の重 要性に気づけるか。スピーチ力を鍛えるため、自己紹介の仕方、時間制約がある中での話し方などをワークショップ形式で学習。
農商工連携による新ビジネスの創出①
「プロデューサーメーカーを活用したビジネスアイディアの創出①」
講師:望月 孝氏
13:00~14:30
「バリューチェーン」モデルを用い農商工連携について改めて復習。農商工連携の成功事例を活かすにはどのようにすればよいか?「成功の本質」として共通す ることは、①徹底した消費者(観光客)の視点、②“思い”の共有化を礎にした信頼関係(Win-Winの関係)、③自社の利益のみならず、“地域のため に”の3点。農商工連携プロデューサー育成支援ツール『プロデューサー・メーカー』を用い、ワークショップ形式で農商工連携を学習。
農商工連携による新ビジネスの創出②
「プロデューサーメーカーを活用したビジネスアイディアの創出②」
講師:望月 孝氏
14:50~16:00
「農 商工連携による新ビジネスの創出①」で出たアイデアに対し「アイデアスケッチ」を実施。その中からトップアイデアを選び、1分間のショートプレゼン、懸念 事項の抽出(批判ブレスト)、『プロデューサー・メーカー』を使用してアイデアをさらに練りこむ。最後は研修全体を振り返り、想像性と実現性を結びつけ、 いかにしてアイデアを実現させるかについて学習。次回は6W3Hシートに沿って今回のアイデアをより具体的なビジネスアイデアへ成長させる。