第4回研修報告 ふくしま農商工連携マーケター養成
2011年6月18日
[食材の想いが商品開発に繋がり絆が生まれる]
講師:山際 博美氏
10:30~12:00
「ヴィライナワシロ」調理顧問を務める山際氏より、これまでに行った食品開発について説明、和洋食問わずジャンルを超えた料理、温故知新を大切にするこ と、ネーミングやターゲットのポイント、今後の商品開発において重点を置くべきことはどんなことなのかについて講義を頂きました。
「心のみだれは食のみだれ」であり、食材が我々の食卓に上がるまで、多くの人の手が加わっていることを忘れず、その恵みに対して感謝の気持ちを持っていただくことが重要だと話されました。
視察研修 古民家レストラン『独銛』
講師:独銛 照子氏 山際 博美氏
13:30~15:00
敷地600坪、築150年以上の歴史を持つ古い家屋をレストランに改築した理由、経緯、今後の展望について当主から説明がありました。
「食はいのちの源」をテーマに、有機野菜と自然薯へのこだわり、古民家の特徴、地域の方々へ喜んで利用していただけるおもてなしなども話されました。震災による風評被害の影響はあるものの、自分たちの志を高く持ち、このレストランに来ていただいた方が夢や癒しを見つけられる場所になれればと日々、奮闘されている話をされました。
視察研修(『まんまーじゃ』)
15:30~16:00
JAあいづが経営する、「食」に関する様々な情報を提供しながら、皆さまと生産者との架け橋になるコミュニティ「まんまーじゃ」を視察しました。
会津産の生産物から加工物まで幅広く取り扱っており、敷地内で様々なイベントを企画、開催されていることを話されました。店内では実際に商品を手に取り、価格やパッケージ、売れ行きなどを考察してきました。
[ヴィライナワシロ」ハウスツアー]
講師:山際 博美氏
「ヴィライナワシロ」内のオープンキッチンを見学、新商品を開発し、消費者に安全・安心に食していただく上で注意すべき調理のポイントは?
真空包装だけでなく、食材に合わせた適切な熱処理を加えることや、風味を逃がさないための瞬間冷凍保存などを話されました。
大型の調理機材を導入することで人件費や時間を大幅に削減でき、積極的に機材を活用することで商品開発のコストを抑えることができる。
山際氏と意見交換会
18:30~20:00
2011年6月19日
分科会「実地研修を終えて」
講師:西川和明氏
9:30~10:00